「しぼりたて」 とは、日本酒を搾った直後、ほぼ何の処理もせず出荷する日本酒 のことを指します。「しぼりたて」は、搾った直後のフレッシュな状態 で瓶詰めされるのが最大の特徴です。
しぼりたての特徴(味・香り)は、
◆ 1. フレッシュでジューシー
まるで発酵中のタンクの香りをそのまま瓶に閉じ込めたような爽やかさがあります。
◆ 2. ガスを感じる「ピチピチ感」
発酵由来の微量な炭酸が残っており、
口に含むと微発泡のようなシュワッとした刺激があることも。
◆ 3. 香りが華やか
搾りたては香り成分(酢酸イソアミルやカプロン酸エチルなど)が揮発しやすいため、
フルーティで生き生きとした香り立ちを楽しめます。
◆ 4. 味わいが若く、荒々しいことも
熟成させていないため、
良くも悪くも 若さ・粗さ・勢い を感じます。
これが “しぼりたてらしさ” として人気。
搾りたての造られる時期は、
多くの日本酒は
秋〜冬に仕込み、冬〜早春に搾られるため、しぼりたてのシーズンは 12月~3月 が最盛期。季節限定であることも人気の理由です。
つまり
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「搾ってすぐ出荷したお酒」
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「その年に搾ったばかりの新酒」
といった イメージを伝える“商品名・表現” で、細かいルールは蔵・メーカーごとに違います。

