コレクション: 小左衛門

中島醸造株式会社の門を正面から取った写真。向かって左に「小左衛門」の看板がかかり、門の中央には杉玉がかかっている。門の右には「中島醸造株式会社」の看板と「始禄」と書かれた看板がかかっている

フレッシュな味わいで心を満たす一杯、初心者にも酒通にも。

「小左衛門」は、岐阜県美濃市に位置する中島醸造が1702年に創業した日本酒ブランドです。
良質な米と清らかな水を使い、伝統的な製法を守りながらも革新を取り入れた酒造りを行っています。

「小左衛門」は、フレッシュな香りと軽やかな飲みあたりが特徴です。
フルーティなアロマが広がり、初心者でも飲みやすく、すぐにその魅力を感じることができます。
また、飲みあたりが良いため、和食はもちろん、洋食とも相性が良く、さまざまなシーンで楽しむことができます。

中島醸造は、自然の恵みを大切にし、手作りの技術を重視しています。地域に根ざした酒造りを心掛け、岐阜県の文化を反映した日本酒を提供することを使命としています。
このような品質の高さから、「小左衛門」は日本酒の知識がある人々にも高く評価され、多くの酒愛好者に支持されています。

フレッシュで飲みやすい「小左衛門」をぜひお試しください。日本酒の新たな楽しみ方を見つけられる一杯となることでしょう。

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日常にさりげなく
『寄り添う』
こだわりの純米吟醸酒

日本酒の主役は原料となる米です。日本酒に使用される米は、「酒造好適米」と呼ばれる米で、日本酒のために栽培されている特別な米になります。
選りすぐりの酒造好適米を贅沢に使用した中島醸造の旨口銘柄が、「小左衛門」です。

「小左衛門」は日本酒好きから初心者の方まで、誰もが美味しくいただけるフレッシュ&ジューシーな味わいに仕上げていますが、魅力は食中酒として最適であるところ。

豊かな香りと味わいが特徴ながら、キレのあるスッキリとした後味も楽しめるバランスの良い日本酒です。

そのため、和の料理はもちろん、個性の強い中華料理や濃厚な味わいの洋風料理など幅広いジャンルの食事に合わせられるところが、最大の魅力です。

「小左衛門」が長く愛され続けている理由、それは“毎日の食卓に寄り添う本当の食中酒”だからにほかなりません。

銘酒「小左衛門」とは

こだわりの銘柄「小左衛門」。1702年にまで歴史を遡ることができる銘柄で、今もなお時代を超えて愛されている中島醸造自慢の逸品です。
「小左衛門」を醸す上で、こだわっているポイントがいくつかあります。

  • 01

    厳選された酒造好適米を使用

    日本には数多くの酒造好適米がありますが、「小左衛門」ブランドはとくに酒米に強いこだわりを持って造られている日本酒です。

    もともと年貢米を使用して家業を興した酒造なので、酒米へのこだわりは譲れません。

    中島醸造は地元産米の育成にチャレンジし続けており、地元の酒米からも日本酒を醸します。

    一方、酒米の王様と称される「山田錦」をはじめ、「美山錦」、「雄町」といった最高品質と謳われる選りすぐりの酒米も惜しみなく使用。米本来の旨さを持つ、旨口の酒造りを続けています。

  • 02

    仕込み水が独特の風味を生み出す

    日本酒の味わいを左右する要素のひとつが、「仕込み水」です。日本酒は仕込み水の質によって酒質が大きく変化するため、日本酒造りの命と言っても過言ではありません。

    「小左衛門」は酒蔵近くに位置する屏風山(びょうぶざん)のミネラル分豊富な伏流水を使用しており、甘く柔らかな特徴がダイレクトに反映されています。

    この伏流水こそ「小左衛門」らしい豊かでふくよかな味わいの立役者であり、このお酒を個性溢れる存在に仕立て上げているのです。

  • 03

    バランスの良い食中酒であること

    中島醸造が大切にしているのが、バランスの良い味わいの酒造りです。
    個性的な味わいの酒も魅力的ですが、「小左衛門」のこだわりは味わいの深みとキレ、香りのバランスが取れた醸造です。

    「甘・辛・渋・苦・酸」のバランスを重視することで酒単体の美味しさはもちろん、“食中酒”としても楽しんでもらうことができると考えています。

    米本来の旨みの広がり、さらにスッキリした切れ味の良さは、和洋中ジャンルを問わず幅広いペアリングの可能性を秘めています。

    “今日の料理と「小左衛門」の相性はどうだろうか”と、毎日の食事が楽しくなるような酒であり続けたい。

    それが、「小左衛門」のこだわりです。

豊富なラインナップが
飲み方の幅を広げる

「小左衛門」は、中島醸造を代表する銘柄です。

だからこそ伝統と歴史を大切にして醸し続けていますが、その中で時代に合わせて進化を続ける、“挑戦的な銘柄”でもあります。

「小左衛門」は、純米大吟醸から純米吟醸、大吟醸、生酒などさまざまな特定名称酒も用意しながら、季節に合わせたものから仕込みによる違いを出したもの、生酛(きもと)や山廃(やまはい)といった手法で醸されたもの、酒米による違いを表現したものなど多種多様なタイプがあるところも特徴です。

特別なお祝いの席から日々の食卓、気の置けない仲間たちとの団欒の時間。

豊富なラインナップがあるからこそ、「小左衛門」は幅広いシーンに対応します。

  • 酒のタイプで合わせたい料理が決められる

    力強い純米酒であれば、ノドグロや脂のたっぷりと乗ったサバ。
    パイナップルのようなフルーティーかつ後味がすっきりした純米吟醸の生酒であれば、カルパッチョや甘辛ソースの串カツやハンバーグなど、より具体的なペアリングを楽しめます。

  • タイプによってさまざまな飲み方を楽しめる

    「小左衛門」は、どんな飲み方でも美味しくいただけるバランスの良さを意識した酒です。
    しかし、純米大吟醸であれば冷酒の「雪冷え」、精米歩合50%以上の濃醇なタイプであれば冷やまたは熱燗など、タイプによって飲み方を変えるとさらに美味しくいただけるでしょう。

「小左衛門」が
歩んできた歴史

1702年(元祿15年)、美濃で庄屋を務めていた初代中島小左衛門用信によって岐阜県瑞浪市の地に創業したのが中島醸造です。

「小左衛門」は年貢米を活かした酒造りを始めたことに端を発します。

水、酒米、そして旨い酒造りにこだわり続ける蔵元として300年余に渡る歴史を持つ老舗酒蔵ですが、1997年に大きな転換期を迎えました。当時、特定名称比率を高める方向性を打ち出しながら、さらに古酒造りをスタートさせることに。

その後、巨匠パウル・クレーの作品をラベルに使用するなど、伝統と革新を融合させた酒造りは大きな話題を呼びました。

そして、2000年には初代の名を冠した「小左衛門」ブランドを立ち上げます。

2002年に酒米の育成・収穫をスタートさせ、地元の酒米瑞浪米を使用した、2種類の「小左衛門 純米吟醸」をリリースさせます。

その後も多数の現地農家と契約することにより、さらに質の高い酒造りに注力。

「小左衛門」は酒蔵を代表する銘柄となり、ANAビジネスクラスの機内での採用、複数のコンクールで受賞経験を持つなど、国内を代表する酒として世界でも高く評価される存在となりました。

「小左衛門」ができるまで

四季折々の風景を楽しめる土岐川のほとりに位置する中島醸造。

この地で300年以上続く酒蔵にて、「小左衛門」は丁寧に醸されています。

酒蔵の長い歴史の中で初代の名を冠した酒蔵を代表する
この銘柄が誕生したのは、2000年。

屏風山の伏流水を仕込み水に使用することで叶うやわらかくほかにはない独特の風味、
さらに地元産の酒米をはじめ、日本全国で栽培される最高峰の酒米を使った
伝統と革新を融合させることで、多くの方に愛される存在となりました。

そんな「小左衛門」のこだわりは、酒造りの丁寧さです。

気候や温度の変動に合わせ、菌たちと真摯に向き合う杜氏の仕事。

昔ながらの仕事を愚直に続けることが、「小左衛門」の旨さの秘訣です。

さらに、酒造りに欠かすことができない麹作りは、長年の技術を持つ蔵人が、
細かい工程に分け、丁寧かつ正確に行います。

酒の質を決めるのが、五感を研ぎ澄ました杜氏の技と経験の差。

昔ながらの手仕事と最先端の醸造技術が調和した中島醸造だからこそ、愛され続けられる酒「小左衛門」を醸し出せるのです。

堂々とそびえ立つ酒蔵にて、今日も熟練の蔵人たちが「小左衛門」を醸します。

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